パリ五輪で注目されているブレイキンに興味があるけど、ダンスバトルって何をするんだろう?
ブレイキン始めてみたけど、知識を得てからバトルに挑戦したい…

もしかしたらこんな悩みを抱えている方がいるのではないでしょうか??

このページでは、約15年ブレイキンを踊り続けている僕が、バトルについて解説していきます

ダンスバトルとは

ダンスバトルとは、その名の通りダンスによって勝敗を決する種目を指しています

やり方は至ってシンプルで、交互にダンスを見せ合い、票を多く得ることで勝敗が確定するといった方式となっています

2024年パリ五輪に向けた予選では点数による審査方法が主流となっており、初めてダンスバトルを見る人でも結果が分かりやすい形が取られています

ダンスバトルは幅広くさまざまなジャンルで行われており、その中でも特にブレイキンは文化的・歴史的側面からもダンスバトルを重要視しているジャンルとなっているのです

ダンスバトルが出来上がるまで

ここからはダンスバトルが出来るまでについて解説していきます

ダンスバトルは当然ながらダンサーだけでは成立するものではありません

勝敗を決する審査員、進行役のMC、曲を流してくれるDJの協力が必要不可欠です

審査員は3人で審査するケースが多くなっており、主に奇数で審査することが多くなっています

これは評が割れてしまった場合でも勝敗が決しやすいことが理由として挙げられます

MCやDJは1人で担当するケースが多くなっていますが、イベントの規模次第では2人で担当する場合もあります

このように単にダンサーだけではなく、多くの人の協力によりダンスバトルは出来上がっています

ダンスバトルの種類・仕組み

ここではダンスバトルの種類・仕組みについて解説していきます

1対1のソロバトルから、2対2や3対3・チームバトルなどの対抗戦までさまざまな種類が存在しており、2024年パリ五輪では1対1で行われることになっています

それぞれに戦い方があることも特徴のひとつであり、見応えのあるものとなっているのです

ダンスバトルの面白い仕組みとして、ダンサーはDJどのような曲を流すのか知らされていないことが挙げられます

これを聞くとものすごく難しい競技のように感じる方もいることでしょう

しかし、即興性も勝敗を分ける重要なポイントであり、少しずつ経験を積むことにより対応できるようになっていくのです

最後の重要なポイントとして、勝敗が決した後は互いの健闘を讃え握手する習慣があり、これによってバトルが完結する形となっています

勝敗のポイントとは

ここからは勝敗のポイントについても簡単に解説していきます
※あくまで僕個人が考えであることはご了承ください

最初のポイントは音楽との一体感です

これは言わずもがなではありますが、ダンスである以上非常に重要なポイントとなっています

続いては、技の完成度です

これに関しては、回転技の最中に足を地面に着く事なく出来るかどうかや、動きを静止する技でどれだけ静止することで出来るかといった事や動きの形がどうかといった点を指しています

最後はバトルを行なっているかというポイントです

『ダンスバトルに出ているのだからバトルしてるでしょ』とツッコミが来そうですが、目線が下ばかり向いているなど、気持ちが相手に向かっていないことは見ていてよくあるケースです

相手を倒すことを意識してダンスすることによって初めてバトルしていると言えると僕は考えています

以上3つが大枠として勝敗のポイントとなっています

実際には上記以外にも細かく見ているポイントはありますが、今後バトルに出てみようと考えている人は参考にしてみてはいかがでしょうか

まとめ

いかがだったでしょうか?
この記事ではダンスバトルについて解説してきました

ダンス自体はイメージしやすいですが、ダンスバトルとなるとイメージが難しいかも知れません

ダンス版格闘技みたいな想像をするとイメージしやすいかも知れません

パリ五輪によって初めてご覧になる方も多くいらっしゃると思いますし、これから初めてバトルに出場する人もいることでしょう

この記事でダンスバトルについて知ってもらうことで、何かの役に立てれば嬉しいです